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先週のプリキ○アにて。
大層ファンシーなきゅーとじじぃが、カメ○メ波を撃っていました。どこのじじぃも元気ですね。よかことです。

ブルー 「ミュウで良かった事はリアルにカメ○メ波が撃てる事だよね」
ジョミー「……まぁ、人間だったら無理だよね」
ブルー 「昔ハーレイたちと一緒によくドラゴン○ールごっこをやって子どもたちに見せていたものだけど、彼ったらピッ○ロ役を譲らなくてさぁ。よくゼルとケンカしてたよね」
ジョミー「…そう(困惑)」
ブルー 「あ、そうそう。シロエに頼んで視力矯正用の片めがね作ってもらったんだ。補聴器も兼ねてるんだよ。カッコイイだろう?」
ジョミー「いや!スカウターだよね、それは!まがうかたなくスカウターだよね!」
ブルー 「残念ながら能力計測機能は付いてないんだ。目に負担がかかるからダメだって」
ジョミー「(でも造れるんだ)…ブルー、ヲタクってよく言われない?」
ブルー 「……♪」
ジョミー「いや、喜ぶところじゃないからそこは」


sukauta.jpg

そういえばどこだったかのおもちゃメーカーさんで、スカウターを付けてTVに向かってカメハ○波を撃つっていうゲームを出してましたよねぇ。あれ、いいなぁ☆。

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【ラムネ】

「ブルー、ラムネ飲む?」

冷蔵庫を覗き込みながらボクは言う。ベッドに寝転びながら本を読んでいたブルーは変な顔をしてボクを見上げる。
「らむね?」
「うん。飲んだこと無いの?」
「多分…ないな」
「飲んでみる? 美味しいよ」
うん・と返事をすると分厚い上製本をベッドに置いてテーブルにやってきた。
「はい」
薄い翠色の硝子で出来た瓶をブルーに渡す。そのまま赤いキャップを軽く押し込もうとしたので慌ててボクはストップをかけた。
「あ、ちょっと待って! それじゃあ中味が溢れちゃうよ」
ボクはリチュウムの床にラムネを置くと付属の赤いキャップを吸い口に当て、手の平で思い切り押し込んだ。空気を含んで行き場を失った炭酸が瓶の中でパチパチと軽やかな音を立てて弾ける。ブルーはその一連の動作を息を呑んでじいっと見詰めていた。目が見開いてる。そんな珍しいことしてないよ。
そのまま体重をかけて炭酸のブクブクが収まるのを待ち、そうっと手の平を離す。
「はい」
ブルーは硝子の瓶を手に取ると、透き通った液体の中で次々と浮かび上がる細かな泡やパチパチという音をしばらく楽しんだ。ラムネ一本でこんなに楽しめるなんて一種すごいや。
「早く飲まないと温(ぬる)くなるよ」
ボクの一言でようやく瓶に口をつける。だが瓶を傾けるたびに変な顔をしている。飲もうとすると中のビー玉が転がって吸い口を塞いでしまうのだ。
「…ブルー…」
世話の焼けるヒトだな…彼の手を取ってラムネの瓶を45度ほど回転させて持ち替えてやる。
「このビンのボコッとしたトコにビー玉を引っ掛けるんだよ。そうするとちゃんと飲める」
彼はそうか!と得心がいったのかゴクゴクと気持ち良さそうにラムネを飲んだ。
「美味しい」
「でしょ」

ほどなくラムネを全部飲み干してしまったブルーはまた目を見開いてカラカラと瓶を振っている。ああ・とボクは思った。中のビー玉が気になるんだな。
「欲しいの?」
「うん」
ボクは瓶の中のビー玉を自分の手の平に瞬間移動させた。
「はい」
ブルーに渡す。彼はありがとうと言うといつまでもいつまでも翠色のビー玉を日の光にかざして眺めていた。ブルーの瞳も蜜色の光に透けてキラキラと光っている。

(キレイだな。赤いビー玉みたいだ)

ボクは底に少しだけ残っていたラムネを飲み干すと自分の分のビー玉も彼に渡した。
ふたつのビー玉はカロロンカロロンと涼やかな音を立ててブルーの手の平の上で転がっている。

「キレイだね」
「うん。君の瞳の色みたいだ」

まったく彼はボクを喜ばせるようなことばかりを言う。


こうしてこの先、ブルーは秋も冬もラムネを飲みたいと駄々を捏ねる訳ですね☆。ジョミーついに纏め買いです。最近エロばっかやってたんで、なんだかずいぶん久しぶりに健全モノを書いた気がしますねー。Qちゃんは元気が出てきたみたいなんで一安心スよ(^_^)。

「ワープ!」
ボクは叫んだ。ブルーの守った全ての同胞の命を守るために。
そしてその瞬間。

ボクの掌から
ブルーの命が…
こぼれた。

「ありがとう」
それが彼の最期の言葉。

ありがとう ありがとう ありがとう
きらきらと、星の欠片のように振ってくるたくさんの「ありがとう」という言葉。

ボクは一度もあなたに言っていないのに。


 いや、第2期OPでブルーはなんて言っていたのたかな…と。勝手に推測です。ふりーだむ。

ちょっと話しは変わりますが第何話でしたっけ? キースの「マツカ。コーヒー」。
もうマツカいないのに。
その瞬間、私は心の中で叫びましたね。「だからアンタ、カミサンもっと大事にしとけって言ったべよ!」。そしてマツカに「そんなにあの男が好きか…」(なにやら父の心境)。
やっぱり「ありがとう」は相手が生きてるうちにちゃんと伝えとかないといけません。
。.・☆.・ *・.。☆・*.。★.。・*.・。.★。.*・☆。.・*・. ☆。. 
サーチ登録させて頂いてから約一週間とちょっと。その間、拍手やコメント頂いたり、たいした更新もしてないのに足を運んで頂いたり(すみません)と…感謝してもし尽くせません。

本当にありがとうございます!

(C) [ http://led.blog.shinobi.jp/ ] 忍者ブログ [PR]