Q太郎でございます。
O「いつも通りでいいから、特別な事はしなくてもいいから、サイトの管理ヨロシクね」
Q「っはぁ~~いっ!了解しましたぁ!!」
と調子良く、大変に良いお返事をしておきながら、この有様です。
すみません、すみません。
ちょいと前、某ドラマに萌えっておりましたワタクシ共でございますが、そう言えばナマモノ萌えって「ナイ○/ヘッ○」が初めてだったなぁ…と帰りの道すがらフイと思い出したりしました。
超能力を持って生まれたが故に数奇な運命に翻弄される兄弟のお話で…。
いっつも何かに怒っている兄と、いっつも何かに怯えている弟。
アニメ化もされましたが、萌えはドラマの方です。
兄役の「トヨ/川/エツ/○」の超能力を使うシーンでの迫力満点の表情(顔面SFXと評されていたのを雑誌か何かで読んだ:笑)と弟役の「武/○/シン/○」のいつも兄にビッタリとくっ付いてビクビクしている様子にツボ押されっぱなしで。
「兄さん、兄さんっっ…怖いよ……みんなの悪意が……頭がっ…痛いぃぃっっ…」
「しっかりしろっ!大丈夫だっ俺がお前を守ってやるっっ」
あああ、堪らんです。
で、ハレブル変換なんかしたりして、いやぁ、美味美味です。
暗い森の中を走る影が二つ。
立ち並ぶ木々の重なり合う枝葉の隙間から零れる月の光が、灯りを持たない二人の急ぐ足元を照らし森を抜ける一本道を浮かび上がらせていた。
この月明かりだけが今の自分達の背を押してくれている。
先を走る褐色の肌の青年の瞳は、まだ続く道の向こうに広がる闇を切り裂くように睨みつけている。
兄がハレで、弟はブル。ブルの手を引いてハレは走るんだけど、ブルはもうゼイゼイで弱音を吐いたりする訳。
「もう、走れないよ…兄さん」
「まだ走れる。走らなきゃならないんだ。今日こそ此処を出て行く為に」
「でも…」
「こんな所に…俺達を10年も閉じ込めたこの場所に俺はもう一日だって居たくない」
「僕だって……」
「じゃぁ走れ!」
「う…うん……」
すぐにヘタレるブルを励ましながら走りに走って、で、出て行こうとする彼等にとっての最大の難所に辿り着く。
足を止めたハレの息が上がっている。後ろでは肩で大きく息をするブルがしゃがみ込んでいる。
目の前に一本の古びたロープが道の両側の木の幹に結ばれていた。
そのロープを緊張した面持ちで見つめるハレと、兄の怒りに近い緊張を感じ取って身を竦ませているブル。
ロープの高さはハレの腰の位置よりも低い。ほんの一跨ぎすれば済む事だった。彼等の妨げになるものなどでは決してない。
けれど。
その僅かな風にも揺れるくたびれたロープが、絶対に破る事の出来ない忌々しい檻となって二人の行く手を阻む。
「これを越えれば俺達は自由だ」
「出来ないよ…だって、今まで何度も越えようとしたけど、でも出来なかった」
「今日は出来るさ。あの爺さんが死んだからな」
「兄さんっ」
「行くぞブルー」
で、エイヤッと飛び越えるハレと、外の世界への恐怖もあってなかなか飛び越えられないブル。
兄さん兄さん言いながら自分のほうに来ない弟に「置いていくからな」と言い放つハレ。
「そんなに此処がいいなら、お前は残れブルー。俺だけで行く」
「……っっ!やだっ置いて行かないで兄さんっ」
「じゃぁ来いっ」
半泣きで飛び越えて来たブルを抱き締めるハレ。
「行こう。大丈夫だ。俺がお前を守るから」
すみません一人勝手に妄想暴走です。
意味判らんでしたら申し訳ないです。
モノ凄萌えたワリには大分いい加減な記憶なので、全然違ってたらご勘弁下さいです。
もちょっと続けたいなぁ…なんて思ったりもするのですが、今はこれが精一杯。
さて、原稿に戻ります。
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